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シリーズ「受賞者に聞く」第63回電話応対コンクール全国大会、優勝 ケーブルテレビ株式会社 若松美咲さん

ギョーカイ話 ☆ケーブルテレビ☆の編集局
タロです。

全国から集まる強豪が競う電話応対コンクールで、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県をサービス提供エリアとするケーブルテレビ株式会社の若松美咲さんが見事優勝を果たしました。日々の努力と仲間の支えを胸に、栄冠を掴んだ若松さんの挑戦の軌跡をご紹介します。

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若松さんのプロフィール紹介

若松 美咲さん

若松さんは2019年にケーブルテレビ株式会社に入社。入社時よりカスタマーサービス部コンタクトセンターで活躍しており、普段から「お客様や一緒に働く仲間の気持ちを考えて行動すること」を大切にしています。その人柄について、周囲からは「誰にでも優しいね」との声が寄せられるほどです。

挑戦の軌跡—努力を重ねた4年間

若松さんは電話応対コンクール(*)に4回連続で出場し、毎回着実に成果を重ねてきました。

第60回大会:県大会優秀賞
第61回大会:県大会準優勝
第62回大会:全国大会優秀賞
第63回大会:全国大会優勝

相手の状況に寄り添った言葉のかけ方や、情報を伝える順番の重要性など、出場するたびに新しい発見がありました。それを日々のお客様対応の中で実践し、積み重ねが今回の優勝に繋がったのだと思います。

若松さん


(*)電話応対コンクールは、日本電信電話ユーザー協会が主催する電話応対技能を競う全国大会です。参加者は3分間の模擬応対で、顧客対応の専門性と質の高いコミュニケーション能力が審査されます。電話応対サービス向上と従業員のスキルアップを目的とした、年間開催される重要な競技イベントです。

準備期間—仲間と共に歩んだ日々

全国大会に向けた準備期間では、若松さんは過去に優勝経験を持つ上司や専属の先生の指導を受け、毎日練習を重ねました。

第51回大会で優勝した上司と公益財団法人日本電信電話ユーザー協会様が手配してくださった専属の先生と一緒に練習しました。様々なパターンを試しながら応対を録音して聴き返し、どんなご案内が最善か考え続けました。

若松さん

準備の過程では苦悩もありましたが、仲間と議論を重ね、お客様に寄り添う応対を追求することで乗り越えたといいます。

自分の応対が本当にお客様のためになっているのか分からなくなり苦しくなる時期もありました。しかし、議論を重ねることで応対を磨くことができました。

若松さん

本番—限られた3分間での勝負

電話応対コンクールでは、限られた3分間でお客様の問題を解決し、信頼関係を築く必要があります。

3分間という短時間で、お客様の状況を的確に把握し、信頼関係を築くことが求められます。同じ言葉でもトーンや話すスピードを調整することで印象が変わるため、音声表現にも特に力を入れました。

若松さん
実際のコンクールの様子

また、他の選手たちとの交流も大きな刺激となりました。

関東代表選手たちとは事前に合同練習で顔を合わせ、ライバルでありながら仲間のようにも感じていました。本番では皆が真剣な姿勢で取り組んでおり、その中で戦えることを嬉しく思いました。

若松さん

優勝の瞬間とその後の反響

優勝が発表された瞬間、若松さんは喜びとともに安堵を感じたそうです。

名前が呼ばれた瞬間、『嬉しい』という気持ちと同時に『ホッとした』感覚がありました。たくさんの方に支えていただいた結果が実を結んだことが本当に嬉しかったです。

若松さん

職場や地域の方々からも多くのお祝いの言葉をいただきました。

『おめでとう』『頑張ったね』と温かい言葉をかけてもらい、徐々に実感が湧いてきました。お客様からもお祝いのお電話や手紙をいただき、感動しました。

若松さん

優勝を経て自信を深めた若松さんは、コンクールで学んだことを社内に還元し、応対力向上に取り組むことを目指しています。

電話応対には正解がないため、日々模索しながら取り組んでいます。今回の優勝は自分の努力が認められた証であり、大きな自信になりました。

若松さん

読者へのメッセージ

読者に向けても力強いメッセージをいただきました。

電話応対が苦手な方も少しの工夫で印象が変わります。相手に合った伝え方を考え、笑声(えごえ)を意識するだけでも、より良いコミュニケーションが取れるようになります。

私自身、入社当時は電話応対に不安を感じていましたが、日々の練習や工夫の積み重ねで自信を持てるようになりました。失敗を恐れず、試行錯誤しながら取り組むことで、必ず成長できると思います。

また、電話応対コンクールはただの競技ではなく、お客様対応のスキルや考え方を深める貴重な機会です。ぜひ皆さんにも参加していただき、一緒にお客様応対力を高め合えたら嬉しいです。

若松さん
CATVキャラクター"きゅーちゃん"と

若松さんの上司からのコメント

自身も第51回電話応対コンクール全国大会で優勝された三澤教子 課長と

正解のない「お客様応対」という世界で、一緒に挑戦してくれた若松さんは有難い存在でした。高難度の表現をリクエストする時もありましたが、必死に食らいついて粘り強く取り組んでいただきました。

一方で、全国大会出場が決まってからの1か月弱、とても多くの練習時間を費やしましたが、それを現場で支えてくれた心強い仲間達がいてくれたことにも、感謝の気持ちで一杯です。若松さんの業務を積極的にカバーし、快く練習に送り出してくれた仲間達を私は心より尊敬します。

当社のお客様サポート力【満足から感動へ】の強さは、そういう仲間の個々の力が源となっています。かけがえの無い仲間達と一緒に切磋琢磨して仕事ができる事を本当に幸せに思います。

このタイトルに恥じないお客様応対を目指して、これからも試行錯誤しチャレンジを続けて参ります。

三澤課長

まとめ

電話応対コンクールで全国優勝という偉業を成し遂げた若松美咲さん。その成功の背後には、日々の努力と仲間たちの支えがありました。若松さんの挑戦の姿は、コンタクトセンターで働く多くの方々に勇気とやる気を与えてくれるでしょう。

ケーブルテレビ株式会社では、これからもお客様応対力の向上を目指し、挑戦を続けていきます。

若松さんとチームメンバーの皆さま


(取材協力) ケーブルテレビ株式会社

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実際のコンクールでの応対の様子



【プロフィール】

タロ@パグ(フォーン) 2013年生まれ



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