ケーブルノチカラ誕生秘話!オウンドメディアが切り開く業界の未来とは?
こんにちは!ギョーカイ話 ☆ケーブルテレビ☆編集局のイワセです。
近年、企業の採用活動は変化し、従来の手法だけでは学生たちの注目を集めることが難しくなってきました。特にケーブルテレビ業界では、これまで接点の少なかった層に向けたアプローチが急務となっています。そんな状況を打破するために立ち上げられたのが、株式会社コミュニティネットワークセンター(CNCI)が運営する『ケーブルノチカラ』。
今回は、同じくケーブルテレビ業界を盛り上げていこうとする『ケーブルノチカラ』の立ち上げの背景や運営の苦労、今後の展望について、担当の河村さんと鈴木さんに語っていただきました!
『ケーブルノチカラ』の立ち上げ背景
― 『ケーブルノチカラ』を立ち上げようと思ったきっかけは何ですか?
河村さん:ケーブルテレビ業界に限らず、採用活動に苦労しているというのは、どの業界も共通の課題だと思います。特に理系や技術系の学生さんに向けて、CNCIグループを挙げて開発・導入を進めている最先端のテクノロジー、地域を盛り上げる取り組みなどについてもっと知ってもらいたくて始めたのがきっかけです。
鈴木さん:最初はそういった層に向けた情報発信が主な目的でしたが、進めていく中で「理系や技術系だけじゃなくて、いろんな職種向けにもアピールできるのでは?」となって、今ではジャンルを広げて発信するようになりました。
― 立ち上げに際して、最も苦労した点は何ですか?
河村さん:最初に苦労したのは、やっぱりデザインとコンセプト作りですね。ケーブルテレビと聞くと、地域密着のイメージが強いので、温かみのある暖色系のイメージがあるかと思います。あえて“ケーブルテレビっぽくない”雰囲気を出そうとしたんですけど、実際に形にする段階で、「これで良いのかな?」って迷うことが多くて…。何度も修正を重ねて、ようやく納得のいくものができました。正直、試行錯誤の連続でしたね。
― 他にも苦労したことはありますか?
河村さん:インタビュー対象者をどう選ぶか、どんなテーマにするか、そしてどうやって読者に魅力的に見せるか…という部分が最初は何もかも手探り状態でした。とにかくいろんな方にアドバイスやご協力をいただき、少しずつ改善し軌道に乗せることができました。
日々の運営の工夫
― 日々の運営で心がけていることは何ですか?
鈴木さん:常に新しい情報を取り入れることを意識していますね。例えば、人脈作りやセミナーへの参加を通じて、今のトレンドをキャッチするようにしてます。あとは、若手社員や学生さんからのフィードバックを大切にして、常にメディアの内容をアップデートするよう心がけています。
― 読者とのエンゲージメントを高めるための工夫は何ですか?
鈴木さん:まだまだ知名度が低く、検索に引っかかりにくいので、プロモーション活動にも力を入れています。イベントやWeb広告を活用して、少しでも多くの方に知ってもらえるようにしています。
― オウンドメディアの運営って地道な努力の積み重ねですよね。
鈴木さん:そうですね。今後は直接的な反響を得られる仕組みをもっと強化していきたいです。
『ケーブルノチカラ』の効果
― 読者に特に人気だった記事や反響の大きかった企画について教えてください。
鈴木さん:座談会形式の記事とか、学生さんが気になることを取り上げた記事が特に人気です。あと、社員の1日密着インタビューも好評ですね。学生さんに読んでもらえて、実際に働くイメージが湧いたり、業界の理解が深まるきっかけになったと思います。
― 取材を通じて特に印象に残っているエピソードや、嬉しかった瞬間について教えてください。
鈴木さん:グループ各社を取材する中で、各社の雰囲気や働く人たちの人柄が感じられるのが新鮮さもあり楽しいですね。それに、採用活動中に「ケーブルノチカラ読んでます!」って言ってもらえると本当に嬉しいですね。学生さんとの対話が深まった瞬間でした。
今後の展望
― 今後の目標や計画している新しい取り組みについて教えてください。
鈴木さん:今後の目標としては、記事の量をもっと増やして、より多様な趣味や関心に応じた内容を提供していきたいです。『ケーブルノチカラ』をきっかけにインターンに応募したり、企業分析に役立てるようなプラットフォームとして成長させていきたいと思っています。
― 『ケーブルノチカラ』が今後果たすべき役割は何だと思いますか?
鈴木さん:単なる情報発信の場にとどまらず、学生さんや若手社員が業界に興味を持つきっかけになる存在でありたいです。企業との橋渡し役として、今後も業界全体の活性化に貢献していきたいですね。
おわりに…
今回のインタビューを通して、『ケーブルノチカラ』がただの情報発信ではなく、業界と読者をつなぐ大切な役割を果たしていることがよくわかりました。
業界をより身近に感じるきっかけだけではなく、リアルな働き方を伝えるメディアとしてどんどん進化しているんですね。これからも新しい挑戦を続けながら、読者とのつながりを大事にして、互いにケーブルテレビ業界の未来をさらに盛り上げていきたいです!
☟今回取材協力いただいた河村さんと鈴木さんの記事はこちら☟
【プロフィール】
イワセフミカ
東海地域のケーブルテレビ事業者12社の統括運営会社「株式会社コミュニティネットワークセンター」に2021年入社。
普段は経理として、日々数字と戦っています。